阿蘇のジオサイト紹介

神社・仏閣

32. 阿蘇神社

阿蘇神社

 阿蘇市一の宮町宮地に鎮座。一宮健磐龍命(たけいわたつのみこと)を筆頭に、阿蘇十二神が祀られている。全国に500社以上の奉祭社をもち、現宮司が91代目。今に伝わる神事は「阿蘇の農耕祭事」として国の重要無形民俗文化財に指定。一の神殿・二の神殿・三の神殿・楼門・神幸門・還御門の6棟は国の重要文化財。また、楼門は日本三大楼門の一つに数えられる。阿蘇山上広場にも「阿蘇山上神社」が存在する。

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阿蘇市 国指定

33. 国造神社

国造神社

 崇神天皇18年の創建で、阿蘇神社の北方に位置し北宮ともいわれる。健磐龍命の第一子、国造速瓶玉命(はやみかたまのみこと)をはじめ四神をまつる由緒ある神社。神事は阿蘇神社と同様に「阿蘇の農耕祭事」として国の重要無形民俗文化財に指定されており、神殿と拝殿は市の有形文化財に指定されている。境内には元国指定天然記念物の「手野の大杉」が保存されている。

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阿蘇市 国指定

34. 霜神社

霜神社

 天津神・天の七星・霜神・鬼八天をまつる。農作物に霜の害が発生しないよう、火焚乙女が火焚殿で火を燃やし続ける「火焚き神事」で知られる(8月19日〜10月18日)。神事は国の重要無形民俗文化財に指定されている。

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阿蘇市 国指定

35. 草部吉見神社

草部吉見神社

 神武天皇の第一皇子、日子八井命ほか12柱を祀る。阿蘇神社の三の宮。草部の名は宮居の壁を草で葺いたことに由来。社殿が鳥居よりしたにあるいわゆる下り宮と呼ばれる珍しい配置で、鵜戸神社(宮崎県日南市)貫前神社(群馬県富岡市)とともに日本三大下り宮の一つに数えられている。

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高森町 町指定

36. 幣立宮

幣立宮

 延喜年間(901〜923年)に、阿蘇の大宮司が天照大神を主祭神として祀ったとされる。元伊勢宮として、祖先を天之御中主とする日の神が祀られている。

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山都町

37. 西巌殿寺

西巌殿寺

 比叡山延暦寺の末寺で、九州最古の寺といわれている。天台宗の最栄が中岳火口の西の巌殿で十一面観音菩薩像をまつったのが始まりとされ、36坊52庵といわれた一大寺院群が栄え古坊中と呼ばれた。現在の西巌殿寺は江戸時代に再建され、古坊中に対して麓坊中とも呼ぶ。国・県・市の重要文化財も多数所蔵する。阿蘇山上広場にも「山上本堂」が存在する。

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阿蘇市 国指定