参勤交代道として利用された豊後街道は、カルデラ内の湿地を避けて通るなど、人々の知恵を反映して造られています。また、カルデラ壁を通る場所では、周辺から採掘した岩石を使って、石畳の道が造られています。
江戸時代の参勤交代で使われた道。熊本城から大分に抜ける豊後街道の一部で、敷石には溶結凝灰岩などを使って、立派な道が作られています。