南郷谷西部の白川沿岸には、数段の河岸段丘が発達しています。この段丘は、より下流の立野峡谷付近まで流下した何度かの溶岩流が、白川の河谷を埋積して堰き止めたことに関係して形成されたと考えられています。
カルデラ南部の「南郷谷」に、特徴的に段丘が見られます。カルデラ形成後の湖や河川の流れを考えるうえで、大変興味深い地形です。