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野焼き・輪地切り支援ボランティア初心者研修会が行われました! Noyaki seminar was held!

2月8日-9日、公益財団法人阿蘇グリーンストックさんによる『野焼き・輪地切り支援ボランティア初心者研修会』が行われました!

草原の維持に欠かせない春の野焼き。
美しい阿蘇の草原は、1,000年以上も前から地元住民、有畜農家さんの手によって受け継がれてきました。草原の役割は、畜産、灌用、生物多様性と幅広く、人間や生き物にとって重要な要素を持っています。日本一の草原面積を誇る阿蘇ですが、日本における草原は年々減少傾向。明治時代には国土の30%が草原だったものの、現在では1-2%までに減少しています。それには、維持管理する者の高齢化や人手不足が挙げられます。
阿蘇グリーンストックさんでは、16年前からこのような支援ボランテイア研修を行い、現在では約2万人のボランテイアさんが全国にいらっしゃいます。野焼きは危険を伴う為、この研修を受けなければ活動はできません。お話を聞きながら緊張感がわいてきました。

【研修内容】
1日目:草原のお話や野焼きの注意事項について講習。ボランティアリーダーさんによる実際に使用する『火消し棒』作り。
2日目:前日からの雨の影響で、予定していた野焼き体験の代りに、屋内にて野焼きの実例を映像で見ながら講習。野焼きは危険を伴う炎との作業。地元牧野組合長や長年の経験を積んだボランテイアリーダーさんから過去の事例や注意事項についてご説明をいただきました。

全国から10~70代の約100名が参加されたこの研修。お話を伺ってみると、阿蘇が好きだから、訪れる度に阿蘇の雄大な自然から元気をもらうから何かお返しをしたいという想いでご参加された方を多くお見受けしました。

阿蘇の草原をみんなで守っていきましょう!

草原の事やグリーンストックさんの活動をもっと知りたい方は、こちら!
公益財団法人阿蘇グリーンストックHP
http://www.asogreenstock.com/


Noyaki(burning grasslands) seminar was held on 8 and 9 February.
Noyaki is to maintain Aso's vast grasslands which local people have controled for more than 1,000years. The lands is essential for livestocks, drinking & domestic water and also bio-diversity. However, due to decreasing numbers of workers and heavy workloads, the management tends to be difficult to carry on. To tackle the matter, Aso Green Stock has delivered seminars for volunteers to join Noyaki!
At present, there are about 20,000 volunteers around Japan!

Let's make a Noyaki network for future grasslands!☆