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ジオガイド養成講座(実践編)第一回実地研修が行われました

先日11/5の修了式でジオガイド養成講座を無事修了された33名の講座修了者の皆様にお声掛けをし、第二ステップとしてジオガイド養成講座(実践編)として、計8回の講座を新たに開講することになりました。最終的に今回の実践編では23名のお申し込みがありました。

12/10(土)に行われた第一回実地研修では阿蘇ジオパーク学術顧問の須藤靖明先生(元京都大学火山研究センター助教授)を講師にお迎えし、中阿蘇エリアを中心に主要ジオサイトを回りました。「阿蘇神社」「宮地湧水群」では一の宮ボランティアガイド会の吉田様、「国造神社」では阿蘇神社の宮川宮司にご協力をいただき説明を伺いながら研修を行いました。

午後からは「阿蘇黄土」で㈱日本リモナイトの山本様からお話しを聞き、その後阿蘇山上へ向かいました。この日は火口規制は出ていませんでしたがあいにく噴火の状況から火口が覗けないとのことで、予定していた「中岳火口」と「砂千里ヶ浜」での研修は取りやめ、先に「米塚」「上米塚」をまわった後、火山博物館のレクチャールームに場所を移し須藤先生から約一時間にわたってお話を伺いました。

ときおり小雪の舞う寒い一日でしたが訪問した各地のジオサイトでは参加された受講者の皆様は全員、熱心に須藤先生や各ジオサイトでご協力をお願いした方々の説明に耳を傾け活発な質問を交えながらの大変に有意義な研修となりました。

今週12/17(土)は第二回の実地研修として阿蘇ジオパーク学術顧問の横山勝三先生(熊本大学名誉教授)を講師に迎え、阿蘇カルデラ外北部地域の小国郷~産山村の主要ジオサイトを廻る研修を行う予定です。