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ジオガイド養成講座(実践編)第三回実地研修が行われました
昨年に続き1/14(土)にジオガイド養成講座(実践編)の第三回実地研修として阿蘇ジオパーク学術顧問の渡邉一徳先生(熊本大学名誉教授)を講師にお迎えし、西原村から高森町、南阿蘇村の南阿蘇エリアの主要ジオサイトを回りました。
今回の研修は阿蘇カルデラを取り囲む外輪山の外側に位置する西原村から出発し、現在の阿蘇カルデラが生まれる以前に形成された先阿蘇火山群の「大峯火山」とその溶岩流で形成され、現在は「阿蘇くまもと空港」として利用されている「高遊原(たかゆばる)台地」を見渡せる展望所にて最初の研修を行いました。
その後、南阿蘇全景を俯瞰することのできる景観ジオサイト「俵山展望所」へ行き正面の中央火口丘群と眼下に広がる南郷谷(なんごうだに)を眺めながら阿蘇カルデラの成り立ちや広がりについて考えた後、阿蘇ジオパークの南阿蘇における拠点施設、「南阿蘇ビジターセンター」を訪問しました。近くの「らくだ山」ジオサイトを訪れてカルデラ壁を構成する先阿蘇火山岩中の貫入岩脈が露出している特異な外観を見学し、柱状節理の成り立ちについて学んだ後、「南阿蘇湧泉群」のひとつである「白川水源」へ向かいました。
水源入口の物産館で昼食休憩の後、午後からは阿蘇カルデラの西端の切れ目で、溶岩の冷却によってできた柱状節理を観察できる「立野峡谷」と、中央火口丘群の初期の溶岩流を観察できる、白川下流に懸る「鮎返りの滝」を訪れました。
前回に引き続き各地のジオポイントにて先に何人かの受講生の方にマイクを握って今後のジオツアーを想定した実際的なガイディングに挑戦してもらい、その後、講師の渡邉先生からジオガイドとして説明をする上での注意点や説明内容についてご指導をいただくかたちにて研修を進めて参りました。
風が冷たい一日でしたが実地研修当日は冬晴れの好天に恵まれ、参加された二十名の受講生の皆様も全員、熱心に渡邉先生のお話に耳を傾け、活発な質問を交えながら先の二回に続いての大変に有意義な研修となりました。
三回に分けて実施した実地研修の成果をもとに次は1/28(土)と2/4(土)に二回のワークショップ講座を開講し、阿蘇ジオガイド養成講座(実践編)の受講生の皆様に阿蘇ジオパークのテーマに沿ってジオサイトを訪れるジオツアーの実際的なツアーの立案に挑戦してもらう養成講座の第二ステップへ進みます。
今回の研修は阿蘇カルデラを取り囲む外輪山の外側に位置する西原村から出発し、現在の阿蘇カルデラが生まれる以前に形成された先阿蘇火山群の「大峯火山」とその溶岩流で形成され、現在は「阿蘇くまもと空港」として利用されている「高遊原(たかゆばる)台地」を見渡せる展望所にて最初の研修を行いました。
その後、南阿蘇全景を俯瞰することのできる景観ジオサイト「俵山展望所」へ行き正面の中央火口丘群と眼下に広がる南郷谷(なんごうだに)を眺めながら阿蘇カルデラの成り立ちや広がりについて考えた後、阿蘇ジオパークの南阿蘇における拠点施設、「南阿蘇ビジターセンター」を訪問しました。近くの「らくだ山」ジオサイトを訪れてカルデラ壁を構成する先阿蘇火山岩中の貫入岩脈が露出している特異な外観を見学し、柱状節理の成り立ちについて学んだ後、「南阿蘇湧泉群」のひとつである「白川水源」へ向かいました。
水源入口の物産館で昼食休憩の後、午後からは阿蘇カルデラの西端の切れ目で、溶岩の冷却によってできた柱状節理を観察できる「立野峡谷」と、中央火口丘群の初期の溶岩流を観察できる、白川下流に懸る「鮎返りの滝」を訪れました。
前回に引き続き各地のジオポイントにて先に何人かの受講生の方にマイクを握って今後のジオツアーを想定した実際的なガイディングに挑戦してもらい、その後、講師の渡邉先生からジオガイドとして説明をする上での注意点や説明内容についてご指導をいただくかたちにて研修を進めて参りました。
風が冷たい一日でしたが実地研修当日は冬晴れの好天に恵まれ、参加された二十名の受講生の皆様も全員、熱心に渡邉先生のお話に耳を傾け、活発な質問を交えながら先の二回に続いての大変に有意義な研修となりました。
三回に分けて実施した実地研修の成果をもとに次は1/28(土)と2/4(土)に二回のワークショップ講座を開講し、阿蘇ジオガイド養成講座(実践編)の受講生の皆様に阿蘇ジオパークのテーマに沿ってジオサイトを訪れるジオツアーの実際的なツアーの立案に挑戦してもらう養成講座の第二ステップへ進みます。