新着情報
4/16 18:28の小規模噴火について
阿蘇中岳は、4月16日18時28分頃、小規模な噴火をしたと気象庁が発表しました。
4月14日に噴火警戒レベルを2に引き上げた後、噴気活動が徐々に活発になり、本日、火山灰を少し噴出するようになりました。小さな噴火ですが、火山噴火予知に成功した事例がまた一つ加わったことになります。
噴火速報としてニュースで流れたため、みなさま心配されたかと思います。
阿蘇中岳では、最近になって、地下から供給されている火山ガスの量が増加していました。火山ガスを噴出している火孔をもっと太くするため、火孔の壁を削っているものと考えられます。そのため、削り取った火山灰が噴気に含まれるようになり、「固形物を噴出している」ので、定義上「噴火した」ということになった訳です。
解説情報を読むと、爆発的な噴火の際に観測される「空振」は、発生していません。また、火口下の圧力増加を示す地殻変動も観測されていません。こうした理由から、気象庁は、噴火警戒レベルは2で十分と判断していると思われます。
レベル2の場合、火口から1㎞以内は規制されていますので、立ち入らないようにしてください。
草千里などは規制エリア外です。いつも通りに観光をお楽しみください。生きた火山を体感することもできます。
なお、風下で農業を営んでいらっしゃる方は、降灰にお気を付けください。火山活動がより活発になる兆候が捉えられた場合には、気象庁から、新たに情報が出されます。
気象庁の情報は、こちらです。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/503.html
4月14日に噴火警戒レベルを2に引き上げた後、噴気活動が徐々に活発になり、本日、火山灰を少し噴出するようになりました。小さな噴火ですが、火山噴火予知に成功した事例がまた一つ加わったことになります。
噴火速報としてニュースで流れたため、みなさま心配されたかと思います。
阿蘇中岳では、最近になって、地下から供給されている火山ガスの量が増加していました。火山ガスを噴出している火孔をもっと太くするため、火孔の壁を削っているものと考えられます。そのため、削り取った火山灰が噴気に含まれるようになり、「固形物を噴出している」ので、定義上「噴火した」ということになった訳です。
解説情報を読むと、爆発的な噴火の際に観測される「空振」は、発生していません。また、火口下の圧力増加を示す地殻変動も観測されていません。こうした理由から、気象庁は、噴火警戒レベルは2で十分と判断していると思われます。
レベル2の場合、火口から1㎞以内は規制されていますので、立ち入らないようにしてください。
草千里などは規制エリア外です。いつも通りに観光をお楽しみください。生きた火山を体感することもできます。
なお、風下で農業を営んでいらっしゃる方は、降灰にお気を付けください。火山活動がより活発になる兆候が捉えられた場合には、気象庁から、新たに情報が出されます。
気象庁の情報は、こちらです。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/503.html